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レーザー治療

当院におけるレーザー治療の使用目的

レーザー治療というとアレルギー性鼻炎に対しての事柄がマスコミ等でも強調されています。確かに当院においてもレーザー治療を行うのは殆どがアレルギー性鼻炎の方に対してです。しかし、レーザー治療は応用範囲の広い医療機器で、当院でも口腔内の小腫瘍の手術時等に使用することがあります。このような場合に利点は出血が少なくて済むことで、オフィスで行う手術には適しているといえます。

アレルギー性鼻炎のレーザー治療について

アレルギー性鼻炎に対してのレーザー治療というのは低出力のレーザー光を鼻粘膜に照射し、穏やかな焼灼を行うものです。アレルギー性鼻炎の治療としては、アレルギーを起こしているもの(抗原)に対して感作を減じる治療(減感作療法)、点鼻薬とか内服薬で症状を抑える治療(薬物療法)、そしてレーザー治療を含めた手術療法があります。レーザー治療というのはこのようにアレルギー性鼻炎の治療の一環として、その治療が適していると判断される場合に選択されるものです。決して唯一無二の治療法ではありません。それからアレルギー性鼻炎の症状は大きくは鼻閉、鼻汁、くしゃみですが、レーザー治療が一番効果を上げるのは鼻閉に対してです。その他にも、この治療法についての注意点も丁寧に説明し、充分理解をいただいた上で実際に治療を行うことになります。ですから、アレルギー性鼻炎の症状でお困りの方はご相談ください。診察を行って、その方の現在の状態、いままでの治療経過を総合的に判断しこの治療法が適していると判断されましたら、当院でのレーザー治療をお勧めいたします。

レーザー治療の実際

以上のお話しからレーザー治療を行うことになった後の手順をお話しておきます。治療は予約制で相談の上、決められた時間に来ていただきます。まず、局所麻酔と言って、鼻の粘膜の表面麻酔を行います。それが充分に出来た後にレーザーを鼻粘膜に照射、穏やかな焼却を行います。終了後はしばらく待機し、止血の確認を行った上で帰宅していただきます。大体40分ほどで終わります。痛み、出血は殆どありません。また、当日鼻に詰め物をすることもありません。
以上レーザー治療について説明いたしました。ここに説明仕切れていない詳細については来院の際、診察を行った上でその方の状態にあった形で説明いたしますので、どうぞご相談ください。

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